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CocoonのPWA機能は廃止になりました。(2023/2/5)

Cocoon・設定
この記事は約11分で読めます。

2024年2月5日にサポート終了・機能廃止

2023年12月31日にサポート終了・機能廃止。

実際には2024年2月に公開された Ver.2.7.0 で廃止になりました。

Cocoon 2.7.0公開。ads.txt編集・リファラー設定機能の追加。AMP・PWA・HTML縮小化機能の廃止
Cocoon 2.6.9からの変更点です。 作者がちょっと体調不良でトータル1ヶ月ほど入院してたためアップデートを行えず、その分溜まった変更や修正が多くなりました。 機能追加 ads.txt編集機能の追加 Cocoon設定の「SEO」タブに

以下、PWAについてまとめていましたが、

機能廃止となった為、どうしてもPWAを使いたい場合は、

  • プラグインを利用するか
  • テーマ変更になります

プラグイン:PWA

 


 

CocoonはAMPやPWAにも対応していて、簡単に対応できます。

AMPについては以下にまとめています。

CocoonのAMP機能は廃止になりました。(2023/2/5)
2024年2月5日にサポート終了・機能廃止 2023年12月31日にサポート終了・機能廃止。 実際には2024年2月に公開された Ver.2.7.0 で廃止になりました。 以下、AMPについてまとめていましたが、 機能廃止となった為、どうし...

 

PWAって?

PWAとはサイト内で、AppStoreなどを経由することなくインストールでき、スマホアプリのような機能を実現する技術です。ユーザーにとっては読み込みが速い(高速表示)事や、オフラインでも閲覧でき、アイコンから簡単にアクセスできるメリットがあります。

 

PWA(Progressive Web Apps/プログレッシブ ウェブ アプリ)

プログレッシブ ウェブアプリはウェブとアプリの両方の利点を兼ね備えたアプリです。ブラウザのタブで表示してすぐに利用することができ、インストールの必要はありません。使い続けてユーザーとの関係性が構築されていくにつれ、より強力なアプリとなります。不安定なネットワークでも迅速に起動し、関連性の高いプッシュ通知を送信することができます。また、ホーム画面にアイコンを表示することができ、トップレベルの全画面表示で読み込むことができます。

引用元:はじめてのプログレッシブウェブアプリ(Google公式)

 

Googleが勧める仕組み

PWAはAMPと共にGoogleが勧める仕組みで、Apple(iOS)では、一応サポートはしていくけれど、優先的に対応を進めてはいない為、まだiPhoneなどではPWAの機能をすべて使う事は出来ません。

 

ブラウザやOSで違いは?

Firefox、Chrome、BlinkベースのブラウザーはPWA技術に対応。
マイクロソフトはEdgeでの対応に取り組み。

アップルはiOS  Ver.11.3 から不完全ながら対応。
今のところブラウザーによって対応は様々ですが、ブラウザにさほど関係ないとも言えます。

PWAアプリは、PWA技術に非対応のブラウザーでも動作する

 

但し、前項で述べた通り、Apple社は積極的、優先的に対応していないので、iOsではまだまだ未対応な部分多し
※Androidでは全く問題なし
※プッシュ通知(「ホーム画面に追加」)が出るのは、初めてサイトを訪れた時ではなく、複数回目の訪問時になります。タイミング(訪問回数や間隔の条件)はブラウザの仕様による差があります。

 

iOSの対応について

iOSはVer.13でもまだプッシュ通知に未対応

以前は、前のページへ戻る事もできなかったのですが、Ver.12..2~「スワイプで戻る」ことは出来るようになり、今後も対応機能が増えることに期待。

 

Cocoonでの設定

前置きはこのくらいにして、Cocoonには簡単に設定出来る機能があるので、モバイルユーザーの多いサイトは特に、メリットが多い機能です。

それに、PWA対応したからといってデメリットはなく、

ユーザー側からすれば利便性が上がるので、PV数や収益も上がる可能性が高く、メリットしかない為、対応しない手はありませんが、、

 

現在はβ機能で、公式サイトでは以下のように説明されています。

PWA機能は現在β機能となっています。PWAはブラウザーなどキャッシュの扱いに影響が出ます。なので仮に問題があったとしてもキャッシュを操作して対応できる方はご利用ください。
現在のところ、しっかりと動作確認できる方のみの利用をおすすめします。利用するにしても、あまり収益とかに関係ないサブサイトとかでお試しください。

 

CocoonでPWA対応する事は簡単ですが、上記の通りのβ機能である事をご理解の上、個人の責任において行って下さい。

 

準備

SSL化が必要

push通知を行う為にはSSL接続が必須で、PWAを有効にする際にはSSL化されている事が前提になります。

(SSL化されたサイトアドレス:https://xxxxx/xxxx)

されていないサイトでは、設定が出来ません。PWA化にチェックを入れて保存しても反映されません。

PWA化無効

 

SSL化されていない場合は以下をご覧ください。

 

サイトアイコンを設定する

PWA用のアイコンは、サイトアイコンが利用されるので、設定しておきます。

既に設定されている場合、サイズが512*512pxのPNG形式になっているか確認して下さい。

設定方法
「外観」→「カスタマイズ」を開きます。

外観カスタマイズ

「サイト基本情報」を選択します。
サイト基本情報

PWA設定

サイトアイコンとは、ブラウザに表示される小さなアイコンでファビコンとも言います。この画像がPWAアイコンとしても利用されます。

サイトアイコン設定

サイトアイコン作成の注意点は以下です。

  • 512 × 512ピクセルの正方形画像
  • ブラウザのカラーが白でも黒でも綺麗に表示できるか考慮した色
  • 透過処理した画像

サイズは、サイトアイコン設定の上の説明で「512×512ピクセル以上の・・」となっていますが、512×512ピクセル ピッタリのものを用意するのが良いです。

 

左が透過したアイコン、右が透過していないアイコンの例

サイトアイコン例

 

画像の透過処理が簡単に出来る以下のようなサイトも利用出来ます。

Webブラウザ上で簡単に透過PNGを作成できるツール/PEKO STEP

 

 

PWA化

Cocoon設定PWAタブ

Cocoon設定・PWA

設定項目
  • PWAの有効・無効
  • アプリ名・短いアプリ名・説明文
  • アイコン
  • テーマカラー・背景色
  • 表示モード
  • 画面の動き

 

PWAの有効化」にチェック

PWA設定

 

アプリ名短いアプリ名(12文字以内)・説明文(132文字以内)を入力

PWA設定

 

PWAアイコン(512*512のPNG)を設定

サイトアイコンに設定されている画像がセットされますので、

以下の場合は、「サイトアイコンの設定」の項を確認して下さい。

 

以下のような赤字メッセージが出る場合

画像のサイズが 512*512でない時に出るワーニングメッセージ

PWA設定

Cocoon公式画像が表示されている場合

サイトアイコンが登録されていない場合、Cocoonの初期画像がセットされいます。

PWA設定

 

512*512の画像がサイトアイコンに正しくセットされている時は、以下のように表示されます。

PWA設定

 

テーマカラー背景色の設定

好きなカラーに設定します。

PWA設定

テーマカラーはアプリ(のように)起動した際の、下図の赤枠部分(バーの色)です。

PWA設定

 

表示モードを選択

初期値:minimal-ui

PWA設定

fullscreen
利用可能な表示エリアがすべて使用されます。

standalone
ブラウザの UI が非表示になるためネイティブアプリのように表示できます。

minimal-ui
standalone のような外観や操作感になりますが、ナビゲーション制御のために最小限の UI を表示します。どの UI が表示されるかは、ブラウザによって異なります。

browser
ブラウザの UI がそのまま表示されるため、ブラウザで通常のページを開いているような外観や操作感になります。

 

画面の向きを設定

初期値:any
(初期値でOKです)
PWA設定

 

 

動作確認方法

インストールボタンはユーザーの訪問回数などの一定条件下で自動的に表示されます。(条件はブラウザの仕様によって異なります)

設定が完了するとすぐに反映されて「インストールボタン」が出る訳ではなく、ブラウザによって変わり、表示されるには条件があります。

※例えば、「1回目の訪問から5分以上経過後に2回目の訪問をした時」など。

 

動作の検証

前提:「ログイン時もPWAを有効化する」にチェックを入れておきます。

 

PWA確認・検証

 

Chrome(ブラウザ) のデベロッパーツールで検証します。

Google Chrome

 

対応したページを開き、「F12キー」を押してデベロッパーツールを表示します。

※または 右クリック→「検証」からでもOK

 

Consoleの確認

「Console」タブを選択し、以下のように記述されているか確認。
PWA service worker 

PWA確認・検証

 

Manifestの確認

Application」タブ・右側メニューの「Manifest」を選択

※デベロッパーツールの幅が狭い場合は、左側のスクロールバーの上にカーソルを載せると矢印が出て広げられますが、幅が狭いままなら以下の画像の矢印ボタンからメニューを展開して下さい。

 

設定した項目が出ています。

 

PWA確認・検証

 

余談:マニフェストって何?

Webアプリのマニフェストは、アプリのルートに置くJSON形式のテキストファイルで、アプリの情報を保存、提供します。メタタグのようなもの。

  • アプリ名称
  • 説明
  • OSがホーム画面アイコンに使う画像
  • スプラッシュ画面
  • viewport など

 

Cocoonの場合は、何も気にする事なく設定画面から項目を入力するだけで自動生成されます。

 

Service Workersの確認

「Application」タブ・左側メニューの「Service Workers」を選択
ドメイン名、Source、Status 等が表示されていればOK。

PWA確認・検証

 

 

 

オフラインキャッシュの確認

 

Application」タブ・左側メニューの「Clear Strage」を選択

 

PWA確認・検証

 

Application」タブ・左側メニューの「Service Workers」を選択

「Offline」にチェックしてからページ遷移し、キャッシュされているページが表示されるかチェックできます。

 

表示されない時

上記の検証の項目が何も表示されない、または「Application」タブが以下のような画面の場合(この時、「Console」タブに(PWA: service worker )も出ていない)

 

 

ワーニングメッセージは以下の通り

No matching service worker detected. You may need to reload the page, or check that the service worker for the current page also controls the start URL from the manifest

翻訳すると

一致するService Workerは検出されませんでした。ページをリロードするか、現在のページのサービスワーカーがマニフェストから開始URLも制御することを確認する必要がある場合があります。

 

ブラウザを再読み込みしてみる

通常のリロードでダメなら以下の方法もお試し下さい。

デベロッパーツールを開いた状態で、リロードボタンを右クリックするとメニューが出ますので、「キャッシュの消去とハード再読み込み」を選択。

 

 

有効になった後

最初にも書きましたが、インストールボタンが出るタイミングはブラウザの仕様により異なります。
時間を置いて複数回、サイトを訪問すると表示されます。

PWAアプリのインストール

PC

Chromeであれば、PCでもアプリのように起動できます。

PWA化されたサイトの場合、Chromeのメニューに「インストール」が表示されます。

 

 

PWA確認

 

インストールしたアプリでの画面例

PWA確認

 

公式サイトももちろんPWA化されています。

PWA確認

 

 

PC デスクトップにアイコンも追加されています。

PWA確認

 

iPhone

ホーム画面に追加」からインストールします。

 

PWA確認

アイコンが追加されています。

 

アイコンから起動するとサファリが立ち上がり普通にサファリでの閲覧と変わらない感じです。

 

iPad

 

Android

Androidの場合は画面下部に出る「ホーム画面に(アプリ名)を追加」からインストール。

起動した画面は(多分)PCの場合と同じです。

一応、使っていないAndroid端末もあるのですが現時点では動作未確認の為、画像なくて申し訳ありませんが、

PWA機能の便利さを一番実感できるのはAndroid端末です!

 

PWAアプリのアンインストール

iOSの場合は、通常のアプリ同様、長押しで出た「✖」マークから削除できます。

 

 

PCの場合、アプリのメニューから選択できます。

 

 

ついでにアプリ情報も見てみると・・

 

 

以上です。

 

 

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